今回ご紹介するのは発泡スチロールの成形・販売メーカー
山形化成工業様です。(本社 河北町)
昨年断熱材のプレカットサービス「かしこい選択」に続き、
このたび、さくらんぼ農家さんの送料、資材コストを削減できる、
さくらんぼ発送用の保冷容器「クールボックス・シリーズ」を
同社は30年ほど前から発泡スチロール製の保冷容器を製造、販売していました。
近年、宅配便の運賃値上げなどの話題を多く見聞きします。
さくらんぼ生産者の方にとって輸送コストの上昇は、販路を拡大する上で障壁ともなりかねず、
実際に「良い方法はないか」といった問い合わせも受けていました。
そこで、同社は長年培ってきた発泡スチロール製保冷容器の製造技術を生かし、
従来の80サイズ(縦・横・高さの合計が80cm以下)より
運賃が安い60サイズ(縦・横・高さの合計が80cm以下)に納まり、
かつ保冷機能や緩衝性を落とさないさくらんぼ発送専用の発泡スチロール製保冷容器を開発しました。
実際に首都圏へ発送することで、配送時間内は問題なく保冷が保たれることを確認。
コスト面も60サイズに納めることで、80サイズに比べて送料が最大20%、
資材コストも最大45%削減が実現できます。
さくらんぼ生産者の販路拡大を後押しできる画期的な新商品が完成しました。
この商品を単体としてどう周知させ売上アップにつなげるか。
また従来からある80サイズの保冷容器もそれぞれ特徴があり支持されているため、
改めてそれらをどう周知するのかが課題でした。
Y-bizでは、「保冷性が保てて、経費削減できる」という強みを最大限に活かし、
それを多くに人に知ってもらうべく、まず従来”品番のみ”で売っていた既存商品と今回開発した新商品を含め「クールボックス・シリーズ」として整理。ブランド化のご支援をしました。
加えて、60サイズの新商品には「クールボックス60」と命名。
また、販路開拓用チラシやプレスリリースの作成支援など、
情報発信についてもサポートさせていただきました。
そのような経緯を経て完成した「クールボックス・シリーズ」を
さくらんぼ農家さんが準備を始めるタイミングに合わせて
1月14日に記者発表を行い、1月15日付の山形新聞で紹介されました!

また、1月17日には日刊工業新聞、
1月18日には河北新報でそれぞれ紹介されました。
(2月20日追加:読売新聞にも掲載いただきました!)


今後は「クールボックス・シリーズ」として、
ニーズに合った商品の拡充や新しい用途の開発を検討しているとのことです!
Y-bizはこれからも、スタッフ一丸となって相談者様の強みにフォーカスし、
お金をかけないひと工夫によって売上アップにつなげるべく、
新しいチャレンジをサポートしてまいります!
次々と新しい新商品開発にチャレンジされている山形化成工業さんと
「クールボックス・シリーズ」の今後の展開にぜひご注目ください!
西村山河北町谷地字真木160-3
0237-72-4081
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