今回ご紹介するのは、障害福祉サービス事業所「夢工房」さんによる新商品、
山形県産大豆100%納豆「やまがたづくし」
2020年7月より、直営オンラインストアにて受注販売を開始しています!


夢工房 (2)



夢工房さんは、作業支援や生活支援を通じ、
知的障がいのある方が自立した日常生活や社会生活を送れるよう支援をされている
多機能型事業所です。



製造業からの軽作業の受注のほか、
革製品やとんぼ玉のアクセサリー、布ぞうりなどオリジナル商品の製作、販売をされていますが、
なかでも特徴的なのは、2010年から続けられている納豆の製造、販売です。


今回新たに受注販売を始めた「やまがたづくし」は、
「タチユタカ」「秘伝豆」「紅豆」の3種の山形県産大豆に
山形県産納豆菌を用いて製造した100%山形県産の手作り納豆です


納豆本来のにおいや粘りにこだわって作られています。

さらに、パッケージや包材についても市域の会社に発注するなど、
原料から、包材、製造までオール山形である点も特徴です!


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夢工房さんとY-bizとのご縁は、
2019年6月にY-biz発のコラボ企画として誕生した「ヤマガタ海苔」の
企画相談の時に始まりました。
この企画の際、海苔の型を抜く作業をしていただいたのが夢工房さんでした。


この時の打ち合わせなどを通してY-bizを詳しく知ってもらうことができ、
その後、夢工房さん自身の事業についてもご相談をいただきました。

Y-bizでは、
施設内に工場を設置し、山形県産大豆100%の納豆を手作りされているという点に着目。
この納豆は、「なっとうくん」として市域のスーパーや産直などで販売されているほか、
某温泉旅館では宿泊者への朝食用として採用されていました。


美味しさで一定の評価を得ているにも関わらず、
“福祉施設で作る商品”という枠の中に留まっているのではないか。

Y-bizでは、夢工房さんで作られるこの納豆について、
いま一度強みを見直し、こだわりの高級納豆として勝負ができるような新商品化を
共に検討していきました。


様々なディスカッションと試作を経て完成したのが、
3種の山形県産大豆を使用した「やまがたづくし」です。

ターゲットは、健康志向が強く、食材の安全性や国産へのこだわりがあり、
身近な店舗では売っていない希少性のあるものに興味を持つ山形県外の納豆好きの方。


「タチユタカ」「秘伝豆」「紅豆」を食べ比べられるという希少性。
そして、好みの大豆が分かれば、それぞれを“指名買い”することもできる
商品ラインナップとなっています。


販売方法は、直営オンラインサイトのみ。
毎月受注期間を設け、期間内に受注した件数を知的障がいをお持ちの方が製造し、
全国へ発送します。

こうすることで、製造体制に無理のない範囲で、
余計な在庫を持つことなく取り組むことができます。


福祉の視点で買ってもらうのではなく、
商品自体に価値を感じて選んでもらえるような
商品コンセプトと、パッケージやwebサイトなどの「見せ方」にもこだわりました。
一方で、障がいのある方々の作業として無理がなく、かつ継続可能な
「売り方の仕組み」も工夫をしました。



コロナウイルス感染拡大の影響が広がってきたのは、
新商品の作戦会議も佳境を迎えている頃でした。
軽作業の受注は激減し、納豆についても温泉旅館からの注文はなくなりました。
展示販売するようなイベントもすべて中止となり、
「やまがたづくし」についても直接お披露目するような機会はありませんでした。
しかしながら、コロナ禍での福祉サービス事業所の積極的な取り組みとして、
複数のメディアに取り上げられました。

2020年7月3日 YTSゴジダス
2020年7月4日 日経新聞
2020年7月8日 山形新聞
2020年7月15日 毎日新聞


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2020年7月8日 山形新聞



山形県の障がい者への工賃は全国最低水準にありますが、
夢工房さんは、障がいのある方でも意欲的に参画でき、かつ社会貢献できる仕事の創出と、
1円でも多くの工賃を支払いたいという想いのもと
Y-bizと共にチャレンジを進められています!



社会福祉法人ざおう福祉会
障がい福祉サービス事業所 夢工房
山形市蔵王上野字南坂924番地
023-689-9033
http://www.abc-yamagata.com/yume/
やまがたづくしオンラインストア
https://ykobo.thebase.in/