赤ちゃんを連れておでかけしたことのある方ならば、
外出先で授乳やおむつ交換のことで不安を感じた経験が少なからずあるのでは?

今回ご紹介するのは、そんな不安や負担を少しでも解消する
完全個室の設置型ベビーケアルーム「mamaro®」。
2021年2月、山形市役所庁舎内に導入されました!


mamaro市役所内



導入を提案されたのはエンター合同会社さん。
子育て真っ最中のママでもある担当の山川唯美さんは、
子連れで出歩くたびに授乳室やおむつ交換台を探したり、
見つけたものの簡単なパーテーションで区切られただけの授乳室だったりという状況に、
いつも不安を感じながら出かけられていたそうです。
防犯面や清潔感、加えてパパも利用できるのかなど、気になることはいろいろ。
同じような経験をされたママやパパたちも多いはず。


山川さんは山形県内のママたちが加入する「山形ママコミュニティmama*jam」の代表も務めていることから、
このコミュニティを活用して県内の授乳室やおむつ台についてアンケートを実施。
その結果、
「鍵がかけられないから、すぐ開けられるっていうハラハラ感が嫌でした」
「おでかけの時は荷物が多いので、スペースが狭かったり、不安定な椅子やカーテンの仕切りだと危険で不便」
「オムツ交換台はぐらつきや損傷があっても直されていないところがあり、数もとても少ない」
「清潔感がない、台がボロボロ、ベビーカーを横に置くスペースがない」
「街の中に授乳室を増やしてほしい」
「パパも入れる工夫がほしい」
など、たくさんの問題点や要望が寄せられました。


そこで、山川さんを中心にエンター合同会社さんでは可動式の完全個室ベビーケアルーム「mamaro®」の導入を山形市に提案。

子育て支援はもちろんのこと、
密にならずに授乳などができるため新型コロナウイルス感染防止にもなると、
山形市では、自治体としては東北初となる庁舎内への「mamaro®」の設置を決めました。

  
設置先場所:山形市役所1階保育育成課窓口付近
 8:3 0~17:15(月~金曜日)
「mamaro®」の大きさ:高さ200cm/幅180cm/奥行90cm 
室内設備:ソファ、可動式ソファ、モニター、コンセント

mamaro(ママロ)1


mamaro(ママロ)2


mamaro(ママロ)3



Y-bizでは、エンター合同会社さんとともに、
利用につながるための仕掛けづくりや導入を知ってもらうための情報発信についてなどディスカッションを行い、アドバイスをさせていただきました。

「mamaro®」はエンター合同会社さんが販売代理店となり、
製造メーカーのtrim(トリム)株式会社さんとともに、
県内各所に導入していただけるようアプローチ中です!



山形市役所内への導入については2021年2月22日の河北新報
および2月23日の山形新聞でも紹介されました。


20210223山形新聞(エンター合同会社)
2021年2月23日 山形新聞



子育ての不便や不安を軽減するために、
多くのママたちの声を聞きながら子育てしやすい環境づくりに取り組む山川さん。
その姿に、実体験に基づく等身大の発想が、暮らしやすい街づくりに繋がっていくことを実感させられます。
今求められていることに寄り添いながら提案を続けるエンター合同会社さんの
今後のチャレンジにもご注目ください!


山川唯美さんは以下のような取り組みもされています。
山形のママ達のためのオンラインコミュニティmama*jam(ママジャム)
 山形でママになった方々をみんなで応援し、
 1人の女性として成長することを目指すためのオンラインコミュニティ
やまがたおけいこjam
 エンター合同会社と山形ママコミュニティmama*jamが協働で運営する
 山形県内の習い事情報サイト



エンター合同会社
山形市七日町2-7-23とんがりビル3階
090-7938-7643