今回ご紹介するのは、山形県生涯学習センター・遊学館内にお店を構えるカフェレストラン「ILBLU 」(イルブル)さんです。
「ILBLU」さんは、すだちを添えたいくらのパスタやごぼうと牛すね肉のパスタなど季節の地産食材の個性・持ち味を大切に、その魅力を最大限に引き出した、四季の変化が豊かな山形ならではのイタリアンを提供しています。また、大根やきゅうりなどの身近な食材も、驚きの変化を持って楽しむことが出来るとあって、根強いファンを持つ人気店です。


同店は、2007年に山形市白山にオープン。地域の方々を始め、長年愛されてきました。
2020年2月、遊学館のリニューアルに伴い、食でも山形を楽しんでもらいたいとの県(遊学館)の思いと、山形県の食の魅力を伝えてきた「ILBLU」さんの思いが重なり、移転する運びとなりました。
しかし、ここで、壁が立ちはだかります。
そう、新型コロナウイルスによる外出自粛要請や、営業時間の短縮要請です。これにより、「ILBLU」さんも大きな打撃を受けました。


移転直後から続くコロナ下で開店記念イベントの実施も難しく、
移転のご案内や、ランチ・ディナーの営業から、ランチ・カフェタイムへと営業時間が変更したことをご案内するのにも難しさを感じておられた「ILBLU」のオーナーシェフ山下さんは、新たな場所で新たなお客様とのつながりをいかに作っていくかについて、Y-bizにご相談に来られました。


お話を伺って見えてきたのは、新店舗の魅力、例えば美しい中庭に面した店内、ワンプレートからコースまでといったランチタイムにいただける本格イタリアンメニューの幅広さ、
以前の店舗にはなかったカフェタイムやテイクアウトも可能な自家製パンなどがまだまだ市域の方々に知られていないだろうこと、発信できていないことでした。


そこで、Y-bizでは情報発信に力を入れるべく、メニューや、店舗の雰囲気が伝わりやすい、写真での訴求力が高いインスタグラムの積極的な発信をご提案いたしました。
まず、プロフィール、ハッシュタグ、キャプションを活用して、
「ILBLU」さんの世界観を伝える投稿をしていくことをアドバイス。

  ①多くの人に活用されているハッシュタグ
  ②使用数は少ないが、「ILBLU」さんの世界観にマッチするハッシュタグ
  ③写真などコンテンツの要素を説明するハッシュタグ

 これらを30個(1つの投稿に対してつけられるハッシュタグの上限)の中に入れ込んでいくようお伝えいたしました。
   例)#図書館カフェ、#図書館レストラン、#イタリアン、#本格イタリアン 等


イルブル_1
その後、「ILBLU」さんは、積極的な発信を続けられ、
フォロワー数が半年で10倍になりました!
(当初百数十人だったフォロワー数が、今は1781人(※9月2日現在))


来客数が増えただけでなく、「インスタを見て来ました」というお客様がいらっしゃる等、着実に反響があると伺っています。
そして、現在も引き続き、インスタグラムを活用して、発信を続けていらっしゃいます。
SNSは、継続が非常に大切です。
新規のお客様から見つけてもらうことはもちろん、これまで「ILBLU」さんに来店されたことのあるお客様も、季節限定商品や新商品のお知らせ等、タイムリーな投稿をきっかけに、お客様の「また行きたい!」と思う動機付けにも繋がります。


効果的に活用することで、お金をかけずに集客UPに繋げることもできるSNS。
一体何から手をつけていいか分からない!とお困りの方もいらっしゃると思います。
事業者さんのSNSに関するモヤモヤを晴らせるよう、Y-bizがお手伝いしていきます!



ILBLU (イルブル)
山形市緑町1丁目2-36
023-631-7808