山形県内の一つのエリアに焦点をあて、山形の「おもしゃい!」をスクープするTUYの番組「どすコイやまがた」。
2月9日放送回では蔵王エリアを巡業。蔵王産業団地にある株式会社高橋型精さんが、日本で数%しかないという特別な技術で、世界が注目するアート作品を生み出す会社として、登場しました。
同社は、精密な抜き加工の技術を活かし、身近な困り事を解決する製品の開発にも力を入れておられます。

「楽々 おしっこゾウさん」https://y-biz.blog.jp/archives/27080264.html
「息苦しくない抗菌マスク」https://y-biz.blog.jp/archives/23597000.html
「チェリーパック500」、「話しやすい抗菌マスク」


放送では、抜き型を使った加工作業を専務取締役の高橋広真さんがご案内。
プレス加工を使って美しくカッティングされたテーブルマットや、海苔専用の抜型を使って作る海苔アートなどが紹介されました。
繊細な技が光る海苔アートは、飲食店を中心に全国から問い合わせがあるそうです。

海苔
山形県の型を抜いた海苔。


そして、世界的に注目される製品として、段ボール素材でできた椅子「POLYSTOOL(ポリスツール)がクローズアップされました。

ポリスツール
以前、Y-bizにお持ちいただいていた「POLYSTOOL」。


ハサミやカッターなしで組み立てることができるこちらの椅子は、日本古来の折り紙の技術をベースに、紙・段ボール特有の折り・曲げによる陰影を活かした、つよくて(100kgの重さも耐える強度があるそう)軽くて美しいデザインが特徴です。
韓国やイギリス、デンマークなど海外からも注文があるのだとか。
まさに、世界を魅了している技術ですね。


高橋さんは、「何かを素材に加えるのではなく、切ったり折ったりすることによって、素材の良さを活かした製品を作っていきたい」と、今後の目標を語っておられました。
抜き型の可能性を広げていく高橋型精さん、今後の展開も注目です!


■株式会社高橋型精
山形市蔵王松ヶ丘1-1-35
023-695-3311