以前、WEBサイト作成をサポートさせていただいた写真家・高山文夫(こうやまふみお)さんが、この度、鳥海山・月山に咲く植物348種を収めた植物ガイドブック「鳥海山・月山の植物」を発刊されました。
同書は、県内の書店のほか、鳥海山稲倉山荘、道の駅 象潟「ねむの丘」などでご購入いただけます。

(WEBサイト完成時のブログはこちら↓)
https://y-biz.blog.jp/archives/21933801.html

コーヤマ写真事務所1

通常、1植物1枚の写真のものが多い植物ガイドブックですが、この植物ガイドブックでは、1植物に対し、全体像、花や実、葉の接写といった植物の特徴的形状が複数掲載されています。植物に詳しくない人が見ても、どの植物なのかが見分けられるように意識して作られているため、写真と実物を見比べて名前を確認したり、次はこの植物を見つけたい、など、より自然を満喫し、山を慈しむ気持ちが高まるガイドブックとなっています。
また、花以外にも鳥海山や月山の風景写真も多数掲載されているので、写真集感覚でも楽しんでいただける内容です。

コーヤマ写真事務所2
植物が見分けやすいように、植物の全体像と接写を掲載。

高山さんは山形県内の高校で教鞭を執った後、55歳で写真家として独立。81歳を迎えた現在まで、鳥海山・月山・蔵王・山形県内の風景と高山植物の撮影に力を注いでおられます。
そんな高山さんが、鳥海山・月山の植物ガイドブックを作ろうと、本格的に植物の写真を撮り始めたのが、70歳の時です。ある日、蔵王ロープウェイに乗っていたところ、ロープウェイの職員から、「お客様に花の名前を聞かれても答えられない」、「このあたりの花の図鑑がなくて調べられない」と言われたことを機に、高山さんは、「それなら自分が作ろう」と、制作期間10年以上をかけて、「鳥海山・月山の植物」を刊行しました。

撮影を始めた当初は、写真はプロでも花や植物に関しては素人だったため、特徴が掴めず、撮り直しに何度も山に登ったことも。また、雪が残る渓谷で撮影をしていて、足を踏み外し、怪我をされたこともあり、特に登山道から外れた場所に咲いている花の撮影には苦労が多かったそう。
それでも、高山さんは、鳥海山や月山を登る人たちに、山に咲いている花々を楽しんで欲しい、見つけた時や名前が分かった時の嬉しさも山登りの楽しみの一つにして欲しいとの想いから、このエリアに咲いている花々をできるだけ多く掲載することにこだわったと言います。

植物ガイドブック1
見つけやすくするため、目次に鳥海山、月山のどちらに(またはどちらにも)生息している植物なのか分かるように記載しています。

「花の百名山」として知られる明峰鳥海山と霊峰出羽三山の主峰月山を、より楽しんでいただきたいという高山さんの願いが込められた「鳥海山・月山の植物」ガイドブック。
Y-bizでは、高山さんの活動や作品をより知っていただけるようWebサイトの作成をサポート。またガイドブック作成にむけては状況整理や進め方などディスカッションしながら伴走させていただきました。
発刊にあたっては、
・ガイドブックを作ることになった経緯
・写真家として、こだわった部分
・どんな方に手に取っていただきたいのか、手に取っていただいた方へ何を伝えたいか
などを作り手の思いがより伝わるプレスリリースの作成もご支援しました。

最近では、YouTubeでの発信に挑戦されるなど、常にチャレンジ精神に溢れている高山さんの写真家としてのこれまでの歩みや作品は、下記WEBサイトから閲覧、ご購入いただけます。

Y-bizでは、今後とも高山さんの新たな挑戦を応援してまいります。

■コーヤマ写真事務所(高山文夫 こうやまふみおさん)
電話   023-642-2097(連絡は留守電にしていることが多いのでFAXに)
FAX 023-642-2097